ふらつかない

大学受験とかの名残。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「在る」①

「在る」とはなんでしょうか。「在る」は必ず、「在りつづける」ことを意味するように思えます。「一寸先は闇」という諺の通り、私たちには一瞬先に起こることを、想定することはできても確信することは決してできません。だから、ものが「在る」ことは、そ…

<生きていること>とはどこにあるのでしょうか。<私>は<生きていること>に対して、輝かしい未来を与えようと、いつもそのために昼の時間を青空の下で費やしています。反対に、<生きていること>は<私>に時折、「耐えろ」と要請します。真夜中のどう…

果てしなさ(目を瞑る勇気)

私自身の傾向です。 ①…自分。不完全・途中を自覚。 ②…自分より「上」かつ「一番」ではない人。匿名的、中間。 ③…「一番」「超」の存在。自分にとって、また多くにとっての理想・目標。 ①は③を見て励まされるが、②に気づいて投げ出したくなる。 何かを始める…

それ以上詮索しない

「イミを考えたら負けな心理ゲーム」 私は浪人生の1年間で、受験をやる理由とか、自分にとっての受験の意味とかを、さんざん考えてました。納得しては物足りなくなってを繰り返しながら、悶々としながら、どうにかこうにか全身を引き摺って生きてました。そ…

義務と健康

『進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む』というのは、福沢諭吉の名言です。後半の、「後退しなければ前に進むしかない」というのはもっともです。むしろ、前半の「進まなければ必ず後ろに下がってしまう」ということが、心に刻むべき教えだと思いま…

永遠に超えんとする者

芥川龍之介に『西方の人』という作品があります。イエス・キリストの一生を作者自身の解釈・視点で綴った物語です。私はこの中に現れる、「永遠に超えんとする者」という存在にずっと憧れを抱いています。 芥川龍之介 西方の人 (aozora.gr.jp) 「永遠に超え…

進んでもないし、遅れてもない

「進んでもないし、遅れてもない」 これは、浪人生だった年の夏ごろから本番直前まで、私が寝る前ベッドの上で毎晩唱えていた言葉です。 自分の勉強の進捗が、入試本番に余裕で間に合うほどじゃないけれど、だからといって「今日この日にはもっと先に進んで…